武将・三好長慶の芥川山城跡に「櫓」遺構 天目茶碗など出土 大阪・高槻

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北側から見た塼列建物の遺構=高槻市提供
北側から見た塼列建物の遺構=高槻市提供

 戦国時代の武将で、「織田信長に先駆けた天下人」と評される三好長慶(1522~64年)の居城、芥川山城跡(大阪府高槻市原)で、櫓(やぐら)とみられる塼列(せんれつ)建物が確認された。塼は瓦と同じ素材の板状のもので、それを建物の礎石の周囲に巡らせていた。同時代の山城で見つかるのは5例目。家臣が住み、政務を執った裏付けとなる遺物も多数見つかった。長慶が一時、近畿を制した政権の中枢が芥川山城だったことがうかがえる。【亀田早苗】

 市文化財課が2020年11~12月、芥川山城の主郭(本丸)の一段下にある第3郭の平地約60平方メートルを発掘調査した。発掘された建物は、地面に焼土があり、1556年に記録のある火災後に建てられた、長慶の在城(1553~60年)後半期の遺構と考えられる。

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