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未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、国土交通省の第8回有識者会議(座長、福岡捷二・中央大研究開発機構教授)が7日、東京都千代田区で開かれた。工事期間中にトンネル湧水(ゆうすい)が県外流出しても河川流量は維持されるとしたJR東海の主張に対して、終了後の記者会見で難波喬司副知事は「JRの解析結果や説明に信頼が置けると思えない。下流の流量が維持される保証はない」と反発した。【山田英之】
JR東海は新資料の「工事期間中の県外流出湧水の影響評価案」を有識者会議で説明した。掘削によってトンネル内に湧き出た水が山梨県側に流出する総量について、JRモデルの解析方法を使った場は300万トン、静岡市モデルの解析方法を使った場合は500万トンと示した。また、流出する期間は約10カ月間と明らかにした。
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