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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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岩手・大槌の中高校生「恩返ししたい」 大阪の病院が最後の奨学金

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鈴木るり子さん(左)から励ましの言葉をかけられる最後の奨学生=岩手県大槌町で2021年2月7日午前11時30分、横見知佳撮影
鈴木るり子さん(左)から励ましの言葉をかけられる最後の奨学生=岩手県大槌町で2021年2月7日午前11時30分、横見知佳撮影

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町の中高校生に勉学に励んでもらおうと、大阪市立大医学部付属病院の教職員ら有志が設立した奨学金の贈呈式が7日、町文化交流センターおしゃっちであった。2012年から毎年贈呈してきたが、震災10年の節目にあたる今年で最後になった。贈呈された中高生は「目標に向かって一生懸命勉強し、支えてくれた人に恩返しをしたい」と誓った。

 震災直後、同町で活動した同病院教職員や同大医学部生でつくるボランティア団体「なにわすまいるず」が、同町で住民の健康状態を調べるため全戸訪問した元町保健師の鈴木るり子さんに奨学金制度を提案。病院レストランで集めた義援金を返済不要の奨学金として1人10万円を支給し、これまで23人を支援してきた。「大槌町の未来と私の夢」をテーマに作文を募集し、今年は5人が選ばれた。

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