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日米地位協定

在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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米軍基地警備員はなぜ催涙スプレー訓練を強いられるのか やけどの苦痛と法違反の疑い

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催涙スプレーを使った訓練が強行された米海軍横須賀基地=神奈川県横須賀市で2020年9月23日午後4時28分、高田奈実撮影
催涙スプレーを使った訓練が強行された米海軍横須賀基地=神奈川県横須賀市で2020年9月23日午後4時28分、高田奈実撮影

 神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地で昨年7月以降、日本人警備員の顔に催涙スプレーを噴射する訓練が計6回実施された。2005年に同じ訓練を受けた警備員が呼吸困難になって搬送される事故があり、現場から中止を求める声があったにもかかわらず強行されたという。日米地位協定は基地内で働く日本人労働者の権利には原則として日本の法令が適用されると定めており、専門家は「国民を危険にさらす行為で労働法違反に当たる」と指摘している。

「目に入ったが無理やり開けさせられ」翌日まで痛み

 関係者によると、訓練は昨年7~10月に基地内で行われ、計13人が参加した。目を閉じた警備員が護身用の催涙スプレーをまぶた周辺に吹きかけられた後、逮捕術で犯人役を確保する内容だ。使われたのは警備員も05年から携行する「OCスプレー」。唐辛子成分を含み、目や鼻、のどに作用する。

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【日米地位協定】

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