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36歳のパラ陸上界「新星」 14年ぶりの「びわ湖」に懸ける思い

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びわ湖毎日マラソンで東京パラリンピック出場につながる好記録を目指す永田務。距離の長いウルトラマラソンやトレイルランニングの有力選手という顔も持つ=2018年、本人提供
びわ湖毎日マラソンで東京パラリンピック出場につながる好記録を目指す永田務。距離の長いウルトラマラソンやトレイルランニングの有力選手という顔も持つ=2018年、本人提供

 36歳の「新星」が、14年ぶりに「びわ湖」へ帰ってくる。約10年前の事故の影響で右腕にまひの残る元自衛官のマラソンランナー、永田務(新潟陸協)。パラ陸上の大会に参加して2年弱だが、東京パラリンピックのメダル候補と期待される実力者だ。永田の存在もありパラの国際レースとして今回公認された28日の第76回びわ湖毎日マラソン(滋賀県)で、感謝や決意を胸に思い出の地を駆ける。

 新潟県村上市出身で、走ることを始めたのは小学5年生の頃だった。当時は太っていてダイエット目的だったというが、次第に走るのが楽しくなった。中学生から本格的に陸上に打ち込み、県立村上桜ケ丘高3年だった2001年には、大学生や社会人も含めた男子1500メートルの県内の年間ランキングで上位に入った。

 箱根駅伝にも出場する関東の有力大学から誘われたが、卒業後は地元の高田自衛隊(陸上自衛隊高田駐屯地)へ。チームは10、12年に全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に出場したが、その数年前に除隊しており、「全国の舞台に縁がなかったのかも」と苦笑する。

「左腕を振ればいい 脚を動かせばいい」

 警備会社など職を転々としても、走ることはやめなかった。アクシデントに見舞われたのは、リサイクル工場に勤務していた10年12月。…

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