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藤原章生のぶらっとヒマラヤ/12 激しく波打つ感情

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ダウラギリの登山口マルファ村には探検家で仏教学者の河口慧海(1866~1945年)がチベット潜入前に暮らした家が残されている=2019年9月15日、いずれも藤原章生撮影
ダウラギリの登山口マルファ村には探検家で仏教学者の河口慧海(1866~1945年)がチベット潜入前に暮らした家が残されている=2019年9月15日、いずれも藤原章生撮影

 ヒマラヤにいた2019年10月3日の多幸感へ至るまでの流れはこうだった。

 9月17日、私たちは標高2670メートルの村マルファからキャラバンを始めた。シェルパ2人、コック1人、コック手伝い兼シェルパ見習い1人、そして郡山勤労者山岳会の斎藤明さんと私の計6人に荷物運び用のラバ20頭とポーター兼馬方4人が加わった。

 先に行くラバと馬方たちは雨のせいであまり休まず、当初泊まる予定だった3900メートルよりも高い4300メートルの草地まで一気に登ってしまった。

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