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第103回全国高校野球選手権

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春へ走れ・’21センバツ東播磨

応援を力に変えて 課題や思い、福村監督に聞く /兵庫

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「打撃の強化が課題」と語る東播磨の福村順一監督=兵庫県稲美町の東播磨高校で、後藤奈緒撮影 拡大
「打撃の強化が課題」と語る東播磨の福村順一監督=兵庫県稲美町の東播磨高校で、後藤奈緒撮影

 センバツ21世紀枠で初出場する東播磨の福村順一監督(48)に、チームの課題や甲子園への思いを聞いた。【聞き手・後藤奈緒】

 ――秋季県大会で準優勝し、近畿大会に初出場しました。

 投手の鈴木悠仁(2年)と捕手の田中慎二(同)の成長が大きい。よく粘ってくれた。鈴木は秋の大会まで背番号1番を渡さなかったことで精神的にも強くなってくれた。また先頭打者で主将の原正宗(同)がいいリズムを作ってくれた。

 ――東播磨の特長は。

 投手中心に守備力があり、積極的に次の塁を目指す、超攻撃型野球。選手が前向きに積極的なプレーができるよう、指導陣は普段からプラス思考のコミュニケーションを心がけている。

 ――課題は。

 攻撃力。走塁にこだわっているが、まず出塁しないといけない。そのため見送る練習、どんな球も打つ練習、緩急を付けた球を打つ練習と選球眼を磨いている。秋は打てずに負けたので。

 ――指導で心がけていることは。

 褒めるのも、注意するのも選手一人一人の特性に合った対応を心がけている。そのため、グラウンドでも学校生活でも常日ごろから生徒たちを観察している。

 ――監督の野球観は。

 野球を通して学び、出会えた人がいて、僕の財産になっている。選手たちには高校の間に、とことん野球と向き合ってほしい。ここで得られた経験を生かし、社会で必要とされる人間になってほしい。

 ――監督として3回目の甲子園です。

 今回は21世紀枠。実力で選ばれただけではなく、地域、学校の代表という意識がある。野球部以外のOBからの応援の声もすごく多い。応援を力に変えて結果で恩返ししたい。


 ■人物略歴

福村順一(ふくむら・じゅんいち)さん

 1972年生まれ。加古川市出身。天理大卒。保健体育教諭。現役時代は内野手。母校・東播磨のコーチを経て、99年に社でコーチと部長、2002年に加古川北の監督に就任。08年の夏の甲子園に出場。11年のセンバツでは8強入りを果たした。14年から東播磨で監督を務める。

〔神戸版〕

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