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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー国軍司令官、テレビ演説で「協力を」 抗議デモ念頭

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テレビ演説を行ったミャンマー国軍のミンアウンフライン最高司令官=映像より、AP
テレビ演説を行ったミャンマー国軍のミンアウンフライン最高司令官=映像より、AP

 ミャンマー国軍のミンアウンフライン最高司令官は8日夜、今月1日のクーデター後初めてテレビ演説を行い、クーデターへの抗議デモが全国で起きていることを念頭に「全ての国民には感情よりも事実を見つめて協力してほしい」と呼びかけた。

 ミンアウンフライン氏は、クーデターについて「不可避の理由で国の責任を担った」と釈明しながらも「一時的に責任を担っている間は以前の外交や行政、経済政策を変えることはない」と明言した。

 クーデターに先立ち、国軍が2020年11月の総選挙で有権者名簿に1040万件以上の二重登録に加えて、有権者資格を持たない人の名前を多数見つけたと指摘。「軍は選挙管理委員会や議会や大統領に不正を調べるように求めたが、彼らは責任を果たさなかった」と主張した。クーデター後に結成された最高機関の連邦行政評議会が任命した新しい選管が有権者名簿の確認作業に取り組んでいるとも説明した。

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