海自潜水艦衝突 潜舵折れ曲がり艦橋ゆがむ 海保が高知港で調査開始

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 海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が民間の貨物船と衝突した事故で、第5管区海上保安本部(神戸市)は9日、高知港で潜水艦の調査を始めた。船体上部の艦橋がゆがんでいるほか、艦橋から横に延びる右舷側の「潜舵(せんだ)」も折れ曲がっていたことが判明。海保は今後、業務上過失往来危険などの疑いで捜査を進める。

 海保は高知港に巡視船「とさ」を派遣。この日午前7時ごろから、海上保安官約40人が損傷部位の撮影などを始めた。航行中の深度を調整する潜舵(右舷側)が折れてぶら下がっている状態。損傷したアンテナや艦橋部分を中心に現場確認し、艦内に入って乗組員から事情を聴いた。

 事故は8日午前11時ごろ、高知県・足摺岬から南東約50キロで発生。潜水艦が水深の深い場所から、潜望鏡やアンテナが海面に出る「潜望鏡深度」まで浮上して航行する際に貨物船と衝突したとみられる。そうりゅうは定期検査後の訓練中で、乗組員で20~40代の自衛官3人が打撲や擦り傷の軽傷を負った。

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