三条大橋 70年ぶり改修なるか 施工費4億円、ふるさと納税に期待

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三条大橋を東詰の南側より望む。傷みを調べるため、2月初めまで足場が組まれていた=京都市東山区で2021年1月21日午前10時57分、南陽子撮影
三条大橋を東詰の南側より望む。傷みを調べるため、2月初めまで足場が組まれていた=京都市東山区で2021年1月21日午前10時57分、南陽子撮影

 旧東海道の西の起点として知られ、京都・鴨川に架かる三条大橋の約70年ぶりとなる全面改修を、京都市が計画している。木の欄干に青銅の擬宝珠(ぎぼし)が並ぶ姿は、安土桃山時代から架け替えの度に守り継がれてきた。問題は少なくとも約4億円と見積もられた施工費。市は厳しい財政事情から懐に余裕がなく、頼りは全国からの「ふるさと納税」だ。

 三条大橋は、古くは室町時代にはあり、何度も架け替えられてきたが、1590年に豊臣秀吉の命で造営されて以来、名所絵でおなじみの姿が受け継がれてきた。擬宝珠には、幕末の池田屋事件(1864年)の時の刀跡とされる傷も残る。現在の橋は、一部が流失した1935年の京都大水害を経て、50年に架け替えられた。欄干は74年にも取り換えられたが、半世紀近く風雨にさらされて傷みが目立ち、新調は長年の懸案となっていた…

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