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子どもたちの伝言

子どもたちが抱える学校内外での課題を、執筆者と一緒に考えます。

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学校現場をみつめて/178 教員の確保/下 自由な時間を作り出す /四国

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 2019年1月に中央教育審議会において、学校の働き方改革に関する答申が出されました。そこでは「子どものためであればどんな長時間勤務も良しとするという働き方は、教師という職の崇高な使命感から生まれるものであるが、その中で教師が疲弊していくのであれば、それは子どものためにはならない」と断罪しています。これは答申内に2度も使われており、示唆に富むものです。つまり、教職の魅力を高めるためには勤務時間そのものを検討する必要があるのです。

 思い起こせば、02年から始まった学校週5日制は、1992年から月1回、95年からは月2回という形で段階的に動いてきました。この移行期間には、長期休業中に休日をまとめ取りをするという形とし、夏季休業中に休日を確保するため、学校閉庁日や研修を入れないという対応がありました。その後完全学校週5日制となり、まとめ取り方式はなくなりましたが、移行期間には「行事を入れない時期」を懸命に確保していたのです。そ…

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