写真で見る戦後 九州・山口の軌跡 清張と鉄路/下 「点と線」 寝台特急「あさかぜ」の思い出 /福岡

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JR香椎駅から香椎海岸に向かう香椎セピア通り。奥に西鉄貝塚線の高架が見える=2021年2月
JR香椎駅から香椎海岸に向かう香椎セピア通り。奥に西鉄貝塚線の高架が見える=2021年2月

二つの香椎駅

 小倉出身の松本清張の作品と鉄路の描き方を先月に引き続き見てみる。今回は清張作品の中でも傑作といわれる「点と線」、さらに「時間の習俗」に登場した鉄道を基に登場する写真を集めた。【松田幸三】

 日本交通公社(現JTB)の月刊誌「旅」に1957年2月~58年1月に連載された「点と線」は鉄道の魅力と面白さを存分に描いた。登場人物は56年に運行を始めた寝台特急「あさかぜ」で東京から博多に向かう。

 「あさかぜ」はしばらく門司―博多を蒸気機関車がけん引した。58年から新型の青い客車を導入し、ブルートレインの先駆けとして脚光を浴びた。

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