スノーモービルの悪質走行か 岩木山で樹木伐採・なぎ倒し相次ぐ

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樹木がなぎ倒された場所。スノーモービルが通ったためとみられる=岩木山8合目周辺で、白神山地ガイド会提供
樹木がなぎ倒された場所。スノーモービルが通ったためとみられる=岩木山8合目周辺で、白神山地ガイド会提供

 青森県の岩木山で樹木が許可なく伐採されたり、なぎ倒されたりする被害が相次いでいる。法律に抵触する可能性があるほか、生態系への影響を懸念する声も上がっている。一部のスノーモービル利用者による被害とみられ、地元関係者は「違反者の行為は看過できない。ルールは守ってほしい」と訴えている。

 弘前市の白神山地ガイド会によると、昨年末に岩木山の8合目付近にある鰺ケ沢町側のスキー場頂上部で、スノーモービルの走行跡を発見。走行しやすいように伐採されたとみられる真新しい樹木が散乱し、幼木がなぎ倒されているのも複数の場所で確認された。被害は過去に何度も確認されてきたといい、数年前には山頂にある岩木山神社の屋根が損傷する被害も確認された。

 岩木山は、8合目以上が特別保護地区に指定されている。レジャーでのスノーモービルの乗り入れは自然公園法に抵触し、6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金が科される場合もある。地区外でも樹木を傷つけたり、枝を折ったりする行為は原則禁止だ。

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