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コロナ禍の一日 福岡県上毛町・奥村寿子(70歳)

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 「オーイ、明日は八面山に登山に行くぞ!」と夫。大分県中津市の標高659メートルの山。コロナ禍で倉庫を片付けていた時、三十数年前に履いていた登山靴を見つけて気になっていた様子。小倉の靴屋で夫婦おそろいで買った高級靴だ。捨てられずに使う機会をうかがっていた。

 1月末日の晴天。朝から太陽に靴を干しており、準備万全。標高500メートル付近の大池まで車で行き、リュックを背に登山を開始した。「一歩一歩ゆっくり歩け」と学生時代に登山部の夫からアドバイス。

 岩肌には氷が張り、つららが下がっている。「ここまでこんと、つららは見られんね」とご満悦の私。コロナに負けない元気な肺にと願をかけ、清浄な空気を肺の奥まで吸う。

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