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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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日本酒「帰忘郷」で支援に感謝 福島・大熊町産米使い復興PR

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鏡開きをする福島県会津若松市の室井照平市長(左から2人目)、大熊町の吉田淳町長(同3人目)、高橋庄作酒造店の高橋亘社長(同5人目)ら=会津若松市内で2021年2月10日午後2時21分、三浦研吾撮影
鏡開きをする福島県会津若松市の室井照平市長(左から2人目)、大熊町の吉田淳町長(同3人目)、高橋庄作酒造店の高橋亘社長(同5人目)ら=会津若松市内で2021年2月10日午後2時21分、三浦研吾撮影

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年となるのを前に、福島県大熊町内で実証栽培された酒米を使った日本酒「帰忘郷(きぼうきょう)」が完成し、10日、町役場が避難していた会津若松市内で披露された。これまでの支援への感謝を込め、復興に向かう町の現状を日本酒で発信する。

 使われたのは、町内で避難指示が解除されている大川原地区の農地で栽培された酒米「五百万石」。9月に刈り取られ、放射性物質も全袋検査で安全を確認。会津若松市の酒蔵「高橋庄作酒造店」で醸造し、町へ純米吟醸酒720ミリリットル瓶を約1100本引き渡した。

 同酒造店の高橋亘社長によると、穏やかな香りと懐の深い味わいが特徴で、「県民や全国にいる大熊町出身者にとって帰忘郷という酒が故郷を思う手伝いになれば幸い。大熊で初めて取れた五百万石らしさを酒に表現できた」と話した。

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