JR三江線跡でトロッコ運航 島根から広島へ廃線以来の県境越え

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島根・広島県境越えに使われる「高千穂あまてらす鉄道」の観光用カート。宮崎県高千穂町三田井の高千穂駅前で島根県邑南町へ向かうトラックに積まれた=2020年12月26日午後4時52分、重春次男撮影
島根・広島県境越えに使われる「高千穂あまてらす鉄道」の観光用カート。宮崎県高千穂町三田井の高千穂駅前で島根県邑南町へ向かうトラックに積まれた=2020年12月26日午後4時52分、重春次男撮影

 島根県邑南(おおなん)町のJR三江(さんこう)線跡地を利用して地域活性化を図るNPO法人「江の川鉄道」(日高弘之理事長)などが今月、島根・広島県境に架かる鉄橋を観光用トロッコで通過するイベントを行う。2018年春の廃線以来、県境越えは関係者らの悲願。車両は、同じく廃線跡を生かして観光振興を図る宮崎県高千穂町の高千穂あまてらす鉄道から借り受ける。法人メンバーらは「地域の自信につながる」と、初日の13日に向けて準備を進めている。

 江の川鉄道は、JR西日本が邑南町に譲渡した地上約20メートルの「天空の駅」こと宇都井(うづい)駅や旧口羽駅周辺で電動トロッコを走らせるなど地域活性化に取り組んできた。ただ、両駅間にある県境の鉄橋(全長230メートル)はJR西が所有するため、これまでは鉄橋の直前までしか運行できなかった。

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