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森五輪組織委会長辞任

東京オリ・パラ組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言から辞任。五輪憲章にも背く発言に、国内外から批判が集まりました。

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「逆ギレ会見」が招いた辞任の流れ 世界から批判耐えられず

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日本オリンピック委員会での女性理事を巡る発言について、取材に応じる東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長=東京都中央区で2021年2月4日午後2時6分(代表撮影)
日本オリンピック委員会での女性理事を巡る発言について、取材に応じる東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長=東京都中央区で2021年2月4日午後2時6分(代表撮影)

 批判を打ち消すはずの一策がまさかの逆噴射を起こし、辞任への流れを強めてしまった。女性を蔑視する発言をした東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が4日に開いた「謝罪」記者会見。質問者へのいらだちを隠せず、SNS(ネット交流サービス)上で「逆ギレ会見」と批判が集まった。

 ある組織委理事は「あの会見が本当にまずかった。謝る時はきちんと謝らないといけないのに、森氏は言われると言い返す性格。逆上して失敗に終わった」と悔しげに振り返る。

 発言の真意を繰り返し尋ねる記者に対し、森氏は「そういう話はもう聞きたくない」と言って質問を遮ると、「面白おかしくしたいから聞いてるんだろ」と声を荒らげた。「五輪精神に反する発言をした人が会長に適任なのか?」との問いには「あなたはどう思いますか」と逆質問し、「適任ではないと思う」と返されると「では、そういうふうに承っておきます」と答え、質疑はかみあわなかった。

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【森五輪組織委会長辞任】

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