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特別養子縁組制度でママになる選択 幸せになる、新しい家族のかたち TBS元アナウンサー・久保田智子さん

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特別養子縁組について話すTBSの久保田智子さん=東京都港区で、宮間俊樹撮影
特別養子縁組について話すTBSの久保田智子さん=東京都港区で、宮間俊樹撮影

 悩みながら、自問自答を繰り返しながら、温めてきた人生プランだった。TBSの元アナウンサー、久保田智子さん(44)は「特別養子縁組制度」を利用し、約2年前に生後間もない女児(2)を家族に迎えた。昨年末に取材記者に転身した久保田さんが語る、新たな家族の「かたち」と今の「実感」とは。

 「どうぶつ奇想天外!」などのバラエティー番組から「NEWS23」「報道特集」などニュース番組まで約16年間、幅広いフィールドで活躍した、局の看板アナウンサーだった。そんな久保田さんが医師から不妊症と診断されたのは20代の頃のことだった。子供を授かるのはまず無理だと告げられたという。「ショックでした。いつかは向き合わなくてはいけないと思いながら、考えなくて済むように仕事に没頭していたように思います」

 医師に告知されて以来、テレビ番組で特別養子縁組がテーマになれば、見入るようになった。出産はできないだろうが、子供を育てたいという思いはどんどん膨らんだ。その後、恋愛し、結婚を意識するようになると、「結婚相手から夫婦と子供という家族像の選択肢を奪ってしまう」とちゅうちょする気持ちが出てきて、葛藤が生まれた。交際中だった日本テレビ記者、平本典昭さん(43)に意を決して不妊症であること、養子縁組の考え…

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