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記者が競技後の選手に取材する「ミックスゾーン」から選手や監督の肉声を伝えます。

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高校ラグビー・大畑亮太 脚力磨き、独走トライ

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第100回全国高校ラグビー大会準々決勝の東福岡戦で、後半15分に60メートル独走トライを決めた東海大大阪仰星WTB大畑亮太=東大阪市花園ラグビー場で2021年1月3日、藤井達也撮影
第100回全国高校ラグビー大会準々決勝の東福岡戦で、後半15分に60メートル独走トライを決めた東海大大阪仰星WTB大畑亮太=東大阪市花園ラグビー場で2021年1月3日、藤井達也撮影

 磨き上げた脚力は最後まで光っていた。1月3日の第100回全国高校ラグビー大会準々決勝。東海大大阪仰星は14点を追う後半15分にWTB大畑亮太(3年)の60メートル独走トライを足掛かりに東福岡に追いついた。ロスタイムが18分に及んだ名勝負の末、引き分け抽選で4強はならなかったが、鮮烈なプレーだった。

 大阪府高槻市出身で50メートル5秒9の俊足。自宅周辺に坂道が多く、外遊びで自然と足が速くなったという。中学3年で現在とほぼ同じタイムをマークすると周囲にライバルがいなくなり、路線バスと夜の坂道で競走してスピードを鍛えた。

 ただ、ラグビーは体をぶつけ合う競技だ。高校入学時は170センチ、60キロ程度。速さを失わずに、体を大きくするのに苦労した。当初はやみくもに鍛えたが、スピードが鈍ったり、ステップの切れが悪くなったりして「体重を増やすのが怖くなった」。湯浅大智監督や栄養士から助言を受け、食事の内容や食べるタイミングを学んで地道に体作りに励んだ。

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