特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

南ア、アストラゼネカ製ワクチン使用見送り「変異株に効果不明」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
南アフリカの空港に到着した新型コロナのワクチンを輸送するトラック。変異株への対応で使用を見合わせることになった=2021年2月1日、AP
南アフリカの空港に到着した新型コロナのワクチンを輸送するトラック。変異株への対応で使用を見合わせることになった=2021年2月1日、AP

 南アフリカ政府は同国内で流行している新型コロナウイルスの変異株に対する効果が不明だとして、輸入したばかりの英製薬大手アストラゼネカのワクチンの使用開始を当面見送ると決めた。国内では感染拡大防止の切り札として期待されていただけに、衝撃が広がっている。

 南アフリカでは昨年11月、より感染力が強い変異株が見つかり、最近では国内感染例の大半を占めているとみられる。南アや英国の研究チームはおよそ2000人に同ワクチンを試験接種。その結果、変異株に対しては軽症・中等症を防ぐ効果が低いと分かったという。ただし調査は対象者の年齢の中央値が31歳と若く、元々重症化のリスクが低いため、深刻な症状に対してどれだけ効果があるかは判断できなかった。

 この研究結果を受け、南ア政府は7日、ワクチンを当面使用しないと発表した。今後さらに調査を進め、効果を精査するとしている。一方、世界保健機関(WHO)の専門家は8日の記者会見で南アの判断を尊重する姿勢を示しつつ、「(変異株に対して)全く効果がないと結論付けてはいけない。今回のデータは小規模な研究によるものだ」と指摘した。

この記事は有料記事です。

残り330文字(全文807文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集