宣言後、心筋梗塞受診までの時間1.7倍に 合併症も増 国循

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(写真はイメージ)=ゲッティ
(写真はイメージ)=ゲッティ

 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の研究チームは10日、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出された2020年4月7日以降、急性心筋梗塞(こうそく)を発症した患者の受診までの時間が約1・7倍に延びた、と発表した。心臓破裂などの合併症を患う割合も約4倍に増加しており、受診の遅れが影響した可能性があるとしている。

 研究成果は、英医学誌「オープン・ハート」の電子版に掲載された。

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