人口200人の粟島でハイテク実証実験 電気自動車や遠隔医療

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粟島から海上を飛行して患者の検体を運んできたドローン=香川県三豊市詫間町で2021年2月5日午後3時16分、喜田奈那撮影
粟島から海上を飛行して患者の検体を運んできたドローン=香川県三豊市詫間町で2021年2月5日午後3時16分、喜田奈那撮影

 人口減少や高齢化が進む香川県の粟島の利便性を高めようと、同県三豊市は「粟島スマートアイランド推進プロジェクト」を進めている。国土交通省から2020年度の実証調査として採択を受けた事業で、移動手段や医療、物資の輸送などの離島の課題に民間企業が協力して解決を図る。

 アートの島で知られる粟島の人口は200人弱で、高齢化率は85%以上。島内にはこれまでバスなどの公共交通機関がなかった。島中心部の粟島港近くから約4キロ離れた集落もあり、車を持たず徒歩で移動する高齢者も少なくないという。

 市は20年10月から、定員6人の電気自動車「グリーンスローモビリティ」の実証実験を開始。島内の各集落などに停留所を設置し、交通インフラとしての確立を目指している。21年1月からは運行時間を粟島港の定期船の発着時間に合わせ、停留所を追加したところ、島民からも好評を得ているという。

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