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重い病気の子どもにもおもちゃで遊ばせたい――。医療的ケアが必要な子でも安心して遊べるおもちゃ約50種が入ったセット「あそびのむし」が完成し、全国の病院や療育施設などに配られている。考案者の一人、東京おもちゃ美術館(東京都新宿区)の石井今日子副館長は「時がたつのも忘れるくらいあそびに夢中になって、『あそびのむし』と言われるくらい楽しんでほしい」と話す。どんなおもちゃなんだろうか――。【賀川智子】
きっかけは3年前、同美術館で開かれた医療的ケア児ら難病の子どもと家族向けのイベントに参加したママの声だった。
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