小中トイレ“簡易”洋式化 西宮市、20校対象 「阪神ワースト2」返上狙い 狭いけど…工費2割に減 /兵庫

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
簡易工法で改修されたトイレ=西宮市提供
簡易工法で改修されたトイレ=西宮市提供

 公立小中学校のトイレ洋式化率が阪神地域でワースト2位の西宮市は2021年度から市立小中学校で簡易工法で洋式便器に取り換える事業に着手する。配管や個室の広さを変えないことで工費は従来の2割に抑えられるとしており、21年度当初予算案に7校分8821万円を盛り込んだ。

 西宮の市立小中学校は計60校(小学校40、中学19、義務教育学校1)。全校各階の男女トイレに最低各1基ずつ洋式便器を備えるようにしている。ただ、文部科学省の20年9月の調査では西宮市の市立小中学校のトイレの洋式便器の割合は46・8%。阪神間では三田市(46・1%)に次いで低く、県平均(…

この記事は有料記事です。

残り414文字(全文690文字)

あわせて読みたい

ニュース特集