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サーベルタイガー、オオカミ、フタコブラクダ――。「牙」にフォーカスをあてて動物の頭骨を展示する「牙展」が今治市立中央図書館(常盤町5)で14日まで開かれている。無料。
動物の頭骨9点、馬の上あごと下あご、象牙1点の計12点の標本を展示。「まちを博物館にしようプロジェクト」の一環で、岡山理科大獣医学部生のグループ「Muzoo(ミューズ)」が市の補助を受けて開いた。
大きく発達した歯である牙は、動物の種類を見分ける特徴の一つ。何のために牙を持ち、何に使っているかはさまざまで、アフリカゾウの場合、雄同士でけんかをしたり、敵を追い払うとき、土を掘ったりするときなどに使う。展示ではそれぞれの動物の牙の特徴をパネルで分かりやすく伝えている。ミューズの佐藤友俊(ともたか)さん(獣医学科3年)は「動物の頭骨の美しさ、牙が持つ意味を実物から感じ取っていただきたい」と話す。
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