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バイデン政権2021

第46代米大統領となったバイデン氏。分断された国内や不安定化する国際情勢にどう対応するのでしょうか。

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米、サウジへの武器売却凍結 バイデン外交 イエメン和平視野

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 バイデン米大統領が、トランプ前政権時代に親密だったサウジアラビアとの関係を修正し始めている。イエメン内戦に軍事介入するサウジに対し、バイデン氏は武器売却の凍結を決定。これに対し、サウジは拘束していた女性人権活動家を釈放するなどして人権重視のバイデン政権に配慮を示している。

 「武器売却を含め、内戦での攻撃的な作戦に対する米国の支援を全て打ち切る」。イエメン内戦の終結を目指すバイデン氏は4日、サウジなどへの武器輸出の一時停止を発表。イラン提供のミサイル攻撃の脅威に直面するサウジの立場も考慮し、「(サウジの)主権を守ることを引き続き支援する」とも説明したが、武器供与を続けたトランプ政権とは異なる「変化のシグナル」(米CNNテレビ)を送った形だ。

 こうした中、サウジ当局は収監中だった女性人権活動家のルジャイン・ハズルールさん(31)を10日までに釈放。ノーベル平和賞の候補にも名前が挙がるなど欧米でも知られた人物で、バイデン氏も「彼女は女性の権利の擁護者だ。釈放は正しい行動だ」と述べて今回の決定を歓迎した。

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