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おうちマスクは必要? 自治体は「推奨」するけれど…専門家は

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高齢者や基礎疾患のある人がいる家庭などに「家庭内マスク」を提案する自治体のチラシや広報
高齢者や基礎疾患のある人がいる家庭などに「家庭内マスク」を提案する自治体のチラシや広報

 新型コロナウイルス感染の「第3波」以降、「家でもマスク着用を」と呼びかける自治体が増えている。「いつでも家庭でマスクを」とより強く求める自治体もあり、着用の推奨条件や濃淡はさまざまだ。一方、政府の分科会は、家庭内感染はあくまで市中感染の「結果」として、家でのマスク常時着用までは踏み込んでいない。基礎疾患がある人や高齢者との同居など各家庭の事情は違うが、「家でもマスク」はどこまで有効なのだろうか――。自治体の動きを追いながら、専門家の意見も聞いてみた。【尾崎修二、倉岡一樹/東京地方部】

埼玉県「リスクが高い所に行ったらマスク」

 おうちでマスクを実践しましょう――。

 埼玉県は昨年末から家庭内マスクの呼びかけを始めた。推奨ケースとして次の三つを示す。

 「感染リスクの高い場所にやむをえず行った」

 「自宅に高齢者や基礎疾患のある家族がいる」

 「発熱など体調が悪いかもと思う」

 県保健医療政策課によると、一つ目の「感染リスクの高い場所」とは政府が示している5場面、つまり▽飲酒を伴う懇親会▽大人数、長時間の飲食▽マスクなしでの会話▽狭い空間での共同生活▽居場所の切り替わり――のことだという。

福井市「帰省したら」、倉敷市「いつでも」

 埼玉県と同じ3ケースで推奨する自治体が多いが、福井市は「他県に出張した家族や他県から帰省した家族がいる場合」を推奨ケースに挙げる。首都圏など都市部を中心にコロナ感染が急拡大したことから、他の地域と往来する県民に細心の注意を呼びかけている。

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