毎日新聞世論調査 「震災復興遅れ」46% 「関心の薄れ感じる」84%

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 毎日新聞と社会調査研究センターが13日に実施した全国世論調査では、3月11日に10年となる東日本大震災についても聞いた。被災地の復興状況について、「復興は順調に進んでいる」と答えた人は20%にとどまり、「期待したより遅れている」との回答が46%あった。「わからない」は34%だった。地域別に見ると、東北地方では「順調に進んでいる」が4割に達し、他地域より高かった。

 国民の被災地に対する関心が薄れたと感じるかどうかについては、「感じる」は84%で、「感じない」の15%を大幅に上回った。調査方法が異なるため単純に比較できないが、震災5年時の2016年3月の調査では、関心が薄れたと「よく感じる」が28%、「ときどき感じる」51%、「あまり感じない」9%、「ほとんど感じない」4%だった。

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