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影山貴彦のテレビ燦々

同志社女子大学メディア創造学科教授・影山貴彦さんがつづるテレビにまつわるコラムです。

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影山貴彦のテレビ燦々

加藤シゲアキ出演「六畳間のピアノマン」 痛みを伴いながら希望の光に

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「六畳間のピアノマン」第3回(2月20日放送)の一場面。上河内秀人役の原田泰造=NHK提供
「六畳間のピアノマン」第3回(2月20日放送)の一場面。上河内秀人役の原田泰造=NHK提供

 <影山貴彦のテレビ燦々(さんさん)>

 昨年11月に発表された自身6作目の小説「オルタネート」が、第164回直木賞、第42回吉川英治文学新人賞(3月2日発表)、2021年本屋大賞(4月14日発表)にノミネートされたアイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキ。1月20日に発表された直木賞は西條奈加の「心(うら)淋し川」に譲ったが、「オルタネート」も審査員たちから高い評価を受けた。そんな加藤が出演するドラマ「六畳間のピアノマン」(NHK総合)が、6日から放送されている(全4回)。彼にとって大きな年になろう。

 パワハラを題材にした同作は、痛みを伴うが見る者に希望の光も与える。第1回の主人公、村沢(加藤)は同僚の大友(三浦貴大)、夏野(古舘佑太郎)らとともに、上司・上河内(原田泰造)からひどい仕打ちを受けながら、違和感を抱けぬほど洗脳されていた。

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