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13日夜に発生したマグニチュード(M)7・3の強い地震で宮城県と福島県では最大震度6強を観測したが、震源の福島県沖は専門家が「もともと地震活動が活発な地域だった」と指摘する地域だ。気象庁は「今後1週間程度は、最大震度6強程度の地震に注意を」と呼びかけており、十分な警戒が必要だ。
13日夜の地震は、深さ55キロの太平洋プレート内で発生した。地殻を東西に圧縮する力が働き、断層が上下方向にずれ動いた「逆断層型」の地震とみられる。震源は東日本が乗っている北米プレートとの境界より15キロほど深く、大きな津波が発生しなかったとみられる。
発生地点は、東日本大震災の地震の震央から南西に110キロ離れた地点。気象庁は岩手県沖から千葉県沖の「余震域」で発生したM9を下回る地震を「余震と考えられる」としている。このため今回の地震も余震との見解を示した。
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