経済回復、いびつな「K字型」に GDP11年ぶり通年マイナス

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はとバスの駐車場は待機中の観光バスで埋め尽くされていた=東京都大田区で2月10日、小坂剛志撮影
はとバスの駐車場は待機中の観光バスで埋め尽くされていた=東京都大田区で2月10日、小坂剛志撮影

 内閣府が15日発表した2020年の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値は、物価の変動を除いた実質で前年比4・8%減となり、リーマン・ショック後の09年(5・7%減)以来、11年ぶりに通年でのマイナス成長に落ち込んだ。10~12月期は前期比3・0%増、この状態が1年続いた場合の年率換算では12・7%増と明るさが見えたが、経済活動の水準はいまだコロナ禍前に戻っておらず、当面、不安定な状況が続きそうだ。

 「昼にほとんどのバスが駐車場に止まっているなんて、コロナ前では考えられなかった」――。2月中旬、バスツアー大手「はとバス」本社(東京都大田区)の駐車場は、誰も乗っていない約110台のバスで埋め尽くされていた。

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