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本紙特派員も接種 コロナワクチン「世界最速」イスラエルの今

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ワクチン接種を受けるエルサレム支局の高橋宗男特派員。注射針の痛みも感じないほど、あっけなく終わった=エルサレムのハダサ医療センターで2021年2月9日午後、高橋記者の妻撮影
ワクチン接種を受けるエルサレム支局の高橋宗男特派員。注射針の痛みも感じないほど、あっけなく終わった=エルサレムのハダサ医療センターで2021年2月9日午後、高橋記者の妻撮影

 新型コロナウイルスのワクチン接種が世界最速レベルで進むイスラエルで、毎日新聞のエルサレム特派員(53)が1月19日と2月9日の2回にわたり、日本も承認した米製薬大手ファイザー社ワクチンの接種を受けた。接種の様子や、イスラエル国内の取り組みを紹介する。【エルサレム高橋宗男】

妻は頭痛と倦怠感が2日間

 「はい、終わりました」。看護師の言葉に少し戸惑った。注射針の痛みさえ感じなかったからだ。9日、エルサレム最大規模の医療機関「ハダサ医療センター」で受けた2回目の接種。カーテンで仕切られたブースで、体調やアレルギー既往症などを尋ねられた後、利き腕ではない左腕の筋肉に注射された。所要時間は5分足らずだ。

 接種後は、急性の激しいアレルギー反応「アナフィラキシーショック」が出た場合を想定し、近くの椅子で15分ほど待機する。その間、携帯電話に一つのメッセージが届いた。イスラエル保健省からだ。接種管理番号を知らせる「証明書」の通知だった。イスラエルでは住民の医療情報も一元的に管理されており、こうした迅速な連絡には驚かされる。

 「2回目の接種後は副反応が強めに出る可能性があります。熱が4日以上続くようならPCR検査を受けてください」。看護師はそう話していたが、上腕に痛みが出た程度で、翌日には治まった。

 だが副反応には個人差がある。一緒に接種を受けた妻(53)は発熱こそしなかったものの、頭痛に加えひどい倦怠(けんたい)感、全身の関節痛に襲われた。これらは2日間で治まったが、腕の痛みは4日続いた。

 ただ、こうした副反応は想定内のものだ。深刻な事例は少ないとされ、イスラ…

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