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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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「香港、タイに学べ」ミャンマーのデモ隊、SNSで各国と共鳴

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タイの反政府集会で、ミャンマーの抗議活動をまねて釜やたらいなどをたたく市民ら=バンコクで2021年2月10日午後4時59分、高木香奈撮影
タイの反政府集会で、ミャンマーの抗議活動をまねて釜やたらいなどをたたく市民ら=バンコクで2021年2月10日午後4時59分、高木香奈撮影

 国軍によるクーデターに抗議するミャンマーのデモ隊が、香港やタイの民主化デモの手法を取り入れている。各地の若者らは国境を超えて、ソーシャルメディアを通じて緩やかに連携し、強権的な政府への抗議活動を支え合っている。

  「当局の弾圧から身を守るため、香港やタイのデモから学んだことを活用したい」。最大都市ヤンゴンで抗議デモを行う団体の一つ、ダゴン大学生自治会のミンハンテットさん(22)は語る。香港、タイのデモ参加者らはソーシャルメディア上にデモに参加する際に推奨される装備などを投稿し、それがビルマ語に翻訳されて拡散。ミャンマーのデモ隊はヘルメットや雨がっぱ、防護マスクなどを身につけ、当局がデモ排除に使う放水や催涙ガスから身を守っている。

 また、ミャンマーのデモでは、多くの市民が人さし指、中指、薬指をつき上げる「3本指」のポーズを取る。これはタイのデモ隊の影響だ。タイでは昨年から、軍の政治関与を認めた憲法の改正や王室改革を求めるデモが続き、米映画にヒントを得た3本指のポーズを「反独裁」の象徴として使っている。ヤンゴンに住む通訳、タンゾーウィンさん(35)は「両国は若者が民主主義社会を求め、正当な選挙で選ばれた政府が国を率いることを…

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