東北新幹線、電柱の耐震補強間に合わず 「再開に10日前後」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
地震の影響で傾いた東北新幹線の架線を支える電柱=福島県郡山市で2021年2月14日午前11時31分、本社ヘリから
地震の影響で傾いた東北新幹線の架線を支える電柱=福島県郡山市で2021年2月14日午前11時31分、本社ヘリから

 JR東日本は14日、一部区間の運転を上下線でストップしている東北新幹線について、全線での運転再開には10日前後かかる見通しを明らかにした。地震の影響で複数の電柱が折れたり傾いたりし、復旧に時間がかかるとしている。

 運転を見合わせているのは那須塩原駅(栃木県那須塩原市)―盛岡駅(盛岡市)の約400キロ。この区間にある新白河駅(福島県西郷村)―古川駅(宮城県大崎市)で、少なくとも20本の電柱が損傷した。同じ区間で高架橋の柱やレールの土台が損傷する被害も、それぞれ数カ所で確認されている。

 東北新幹線では東日本大震災の際、電柱約540本が折れるなどした。これを受けてJR東は東北新幹線の電柱について耐震補強を進めている。だが、今回損傷した20本は対象外で、2029年度以降に補強を検討する予定だった。耐震補強については、今回の地震と異なる活断層地震や首都直下地震などの影響を考慮して優先順位を付けている。東北・上越新幹線の電柱は2万本あり、耐震補強を済ませたのは2200本という。

この記事は有料記事です。

残り302文字(全文742文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集