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コロナ後遺症、人生壊す 日常生活に支障、治療法もなく 1100人診療、クリニック院長の平畑光一さん

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ヒラハタクリニックの平畑光一院長=本人提供
ヒラハタクリニックの平畑光一院長=本人提供

 新型コロナウイルス感染の後遺症に苦しむ人が増えている。その症状は、倦怠(けんたい)感や頭痛、嗅覚・味覚障害、脱毛などさまざまだが、明確な治療法はないのが現状だ。後遺症に苦しむ多くの患者を診療してきた「ヒラハタクリニック」(東京都渋谷区)の院長、平畑光一さん(42)に現状を尋ねた。

 「コロナに感染しても、日本では死に至ることが少ないのは事実ですが、重い後遺症の症状が出ると一生続く可能性があり、その後の人生が破壊されてしまう恐れがあります。それがコロナの怖いところなんです」。平畑さんは、こう訴えた。

 平畑さんが、これまで診療したコロナの後遺症とみられる症状の患者は約1100人。2020年春以降、こうした症状の患者を診ていた。同年10月、テレビ番組で同クリニックのことが報じられて以降、問い合わせが急増。同年11月から21年1月18日までの約2カ月半に診療した患者は653人に上る。オンライン診療も含め1日で90人に上った日もあった。

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