5G活用の自動運転バス 前橋市などが国内初の実証実験
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前橋市と群馬大などは15日、5G(第5世代移動通信システム)を活用した自動運転バスの国内初の実証実験をスタートさせた。5Gの導入で、車体周辺や道路に設置したカメラの映像がより高精細になり、安全性が向上するという。また、「顔パス」でキャッシュレスの乗車ができるよう顔認証機能の技術検証も同時に行う。いずれも2022年度の実用化を目指す。【鈴木敦子】
区間は2018年度から「4G/LTE」の通信規格で実証実験を行ってきたJR前橋駅―上毛電鉄中央前橋駅間の約1キロ。これまでと同様、時速は19キロで、バスの車体にカメラや障害物を検知するレーザーセンサー、GPS(全地球測位システム)などを装着して信号の色や周辺状況に応じてアクセルやブレーキなどを制御する。
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