東京・調布の道路陥没「補償は個別対応」 東日本高速が説明会

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住民説明会の後、報道陣に説明する「外環被害住民連絡会・調布」共同代表の滝上広水さん(左)ら=東京都調布市若葉町で2021年2月14日午後3時18分、青島顕撮影
住民説明会の後、報道陣に説明する「外環被害住民連絡会・調布」共同代表の滝上広水さん(左)ら=東京都調布市若葉町で2021年2月14日午後3時18分、青島顕撮影

 東京都調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、直下の大深度で東京外郭環状道路(外環道)工事をしている東日本高速道路などが14、15日に、周辺住民への説明会を非公開で行った。住宅損傷などの被害は「因果関係が認められる」ものは補償すると説明したが、「個別に対応する」として住民団体の求める団体交渉に応じない構えだ。【青島顕】

 同社によると、説明会は、同社の有識者委員会が、「工事が原因である可能性が高い」とした最終報告書を受けて開き、初日の14日は住民計約160人が出席した。

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