資格が自分の自信に 大相撲力士▶▶▶行政書士 斎藤拓也さん(39)

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パソコンを使って作業する斎藤拓也さん。胸にはコスモスがモチーフの行政書士バッジが光る=東京都千代田区で2021年1月13日午後6時32分、真下信幸撮影
パソコンを使って作業する斎藤拓也さん。胸にはコスモスがモチーフの行政書士バッジが光る=東京都千代田区で2021年1月13日午後6時32分、真下信幸撮影

 官公庁への書類の作成や提出を代理で行う行政書士に就いて3年になる斎藤拓也さん(39)。大相撲の元力士で、10年にわたる現役時代はけがに泣いた。就職活動の現実、2度の不合格……。第二の人生では「身近な街の法律家」としてある思いを胸に、土俵際で困っている人に寄り添う。【真下信幸】

 「小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人」「サプライチェーンの毀損(きそん)への対応に要する経費」。専門用語が並ぶ約80ページの文書を、大きな体をかがめながらパソコンに入力していく。新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが落ちた飲食店からの依頼が相次ぎ、補助金を申請する書類作りに余念がない。

 「事業内容やコロナの影響、補助金の活用方法などを聞き、申請をサポートします。書き方次第で採択に影響するので、行政書士の手腕と機転が重要。依頼主から丁寧に聞き取り、読みやすく、誰もが納得する書類を作ることを心がけています」

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