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きょうのセカンドオピニオン

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良性発作性頭位めまい症=答える人・斎藤雄一郎院長(斎藤クリニック・耳鼻咽喉科)

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 Q 良性発作性頭位めまい症

 立ち上がると2、3分間めまいがあり、頭が重い状態が続いています。良性発作性頭位めまい症で、治療法がないと言われ不安です。(埼玉県、男性、84歳)

 A 耳石の浮遊が原因、治療法は一つ

 めまいなどの症状から、相談者は「良性発作性頭位めまい症」と考えられます。これは、鼓膜より奥の内耳と呼ばれる部分で起こる病気です。寝返りを打ったり、ベッドから起き上がったり、横になって頭の位置を変えたりした時だけめまいが生じます。

 内耳にある耳石(カルシウムの粒)の一部がはがれ、三半規管に入り込むのが原因といわれています。三半規管は、内部にたまったリンパ液の動きから頭部の動きを脳に伝えるとともに、目の動きも制御しています。もし、石が入ってリンパ液の動きに異常が生じると、目が勝手に動く現象が起きます。その結果、脳は周囲のものが動いたり回ったりする感覚、つまり「めまい」と感じるわけです。

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