平城宮跡で最大級の地下水路発見 最高官庁「太政官」関連施設か

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平城宮跡で見つかった石組みの地下水路=奈良市で2021年2月17日午前11時9分、加藤佑輔撮影
平城宮跡で見つかった石組みの地下水路=奈良市で2021年2月17日午前11時9分、加藤佑輔撮影

 平城宮跡(奈良市)の官庁街・東方官衙(かんが)地区で、同宮跡で確認された遺構としては最大級の地下水路(暗きょ)が見つかり、17日、奈良文化財研究所が発表した。巨石を組んだ堅ろうな造りで、2019年に近くで基壇(土台)が確認された律令制の最高官庁「太政官(だいじょうかん)」とみられる建物の関連施設と考えられる。

 20年3月から、「第2次大極殿院」(奈良時代後期)の東側に位置する「東方官衙地区」の一角約780平方メートルを調査していた。発見された地下水路は、全長約7メートル、幅約60センチ、高さ約30センチ。底石、側石、ふた石を組み合わせた頑丈な構造で、ふた石の大きさは幅約90センチ、長さ約50センチあった。調査を担当した大澤正吾研究員は「使用開始時期ははっきりしないが、奈良時代を通じて使われていた可能性…

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