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女性蔑視発言 ネット署名を呼びかけた慶応大生が感じたこと

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森喜朗氏の女性蔑視発言を受け、ネット署名を呼びかけた慶応大4年の能條桃子さん=能條さん提供
森喜朗氏の女性蔑視発言を受け、ネット署名を呼びかけた慶応大4年の能條桃子さん=能條さん提供

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長だった森喜朗氏(83)による女性蔑視発言を巡り、処遇の検討や再発防止などを求めたインターネット署名は2月4日の開始から数日で10万筆を超え、大きなうねりとなった。署名を呼びかけた発起人の一人で、慶応大4年の能條桃子さん(22)は「これほどの数の署名が集まったのは、森氏のような発言をする人がいろいろなところにいる表れでは」と指摘する。署名活動から見えてきたのは、社会全体で抱える課題だった。【社会部/椋田佳代】

 ――森氏の発言をどう受け止め、署名活動を始めたのでしょうか。

 ◆発言があった3日の夜、安全な避妊法の普及を目指す「#なんでないのプロジェクト」代表の福田和子さん(25)が音声アプリ「クラブハウス」で開いたルームに参加しました。発言への批判や、これまで抱えてきた思いを吐露する声が次々とあがっていましたが、SNS(ネット交流サービス)で瞬間的に盛り上がっても過ぎ去ればなかったことになる。その繰り返しは問題だと感じました。福田さんたちと連絡を取り合い、署名活動の立ち上げに向けて同世代の女性11人が集まりました。

 準備を進めるうちに、このようなことで怒るのは私たちの世代で終わりにしたいと願うようになりました。差別発言が許されてきたから今の社会があります。森氏が時代遅れの差別主義者だとは思っていません。…

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