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橋本聖子氏は「わきまえない女性」になれるのか 残る三つの懸念

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東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長に、橋本聖子氏が就任したニュースを流す街頭テレビ=東京都千代田区で2021年2月18日午後5時半、大西岳彦撮影
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長に、橋本聖子氏が就任したニュースを流す街頭テレビ=東京都千代田区で2021年2月18日午後5時半、大西岳彦撮影

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長に18日、五輪担当相を務めた橋本聖子氏(56)が就任した。森喜朗・前会長(83)による女性蔑視発言から約2週間。女性の働き方に詳しく、この間の問題に発言してきた元「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長の浜田敬子さんは、森氏の発言を見過ごさなかった人たちの動きに「日本独自の#MeToo運動」のうねりを感じると話す。一方で、橋本氏の新会長就任に「三つの懸念」があるとも。さてその橋本氏、今後トップとして「わきまえる」のか「わきまえない」のか――。【五味香織/統合デジタル取材センター】

「ジェンダー平等」の見識はあるが…

 ――組織委の新会長が決まりました。

 ◆今回は、候補者の能力や素質が同等であれば女性を選んだ方がいいと思っていました。森さんの発言による後任人事なので、女性を選ぶことが一つのメッセージになるからです。

 橋本さんは五輪担当相だけでなく、男女共同参画担当相も兼ねていました。2020年末に第5次男女共同参画基本計画がまとまった時、橋本さんにインタビューしたのですが、選択的夫婦別姓の問題などを一歩でも進めたいと考えていることが分かりました。ジェンダー平等への考えにはうそがないと感じ、その分野では見識がある方だと思いました。

 ――組織委会長としての適格性や、選考過程はどう見ますか。

 ◆懸念はいくつかあります。まず、橋本氏によるフィギュアスケートの男子選手へのセクハラ問題です。ハラスメントは女性が男性から受けるケースが多いけれども、女性が社会進出して力が強くなれば、逆も起こります。橋本さん…

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