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芸術さんぽ 箱根ラリック美術館(神奈川県箱根町) 宝飾作家の変遷たどる /東京

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ラリックの代表作の一つ、「シクラメン」の香水瓶。香水瓶にデザインを施し、中の香りをイメージできるようにした画期的な作品だ=箱根町の箱根ラリック美術館で
ラリックの代表作の一つ、「シクラメン」の香水瓶。香水瓶にデザインを施し、中の香りをイメージできるようにした画期的な作品だ=箱根町の箱根ラリック美術館で

 箱根の仙石原(標高645メートル)は「すすき草原」や湿原で知られる高原リゾート地で、美術館も多い。その一つ、20世紀を代表するフランスの装飾美術工芸家ルネ・ラリック(1860~1945年)の作品が専門の美術館だ。

 実業家の籏功泰氏(故人)が2005年に開設した。収蔵品は約1500点を数え、常時230点を展示。宝飾作家としてパリ万博(1900年)で高い評価を受けながら、ガラス工芸家へ転身したラリック作品の変遷をたどることができる。

 ブローチ、髪飾り、花器、香水瓶、車のボンネットに付けるカーマスコット……。作品はバラエティーに富む。女性や昆虫、花などのデザインも独創的で、一つ一つが精緻だ。作品のモチーフごとに素材を変えるなど研究熱心さもうかがえる。

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