- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
埼玉県教育委員会は18日、校内で教え子だった元男子生徒の全裸の写真を撮影したとして、西部地区の県立高校の男性教諭(42)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。
県教委によると、教諭は2019年3月、2日前に卒業した男子生徒(当時20歳)を校内のスタジオに誘い、1時間にわたり全裸を含めた写真を約100枚撮影した。20年8月、元生徒から校長に相談があり発覚した。元生徒は「怖くて何も言えなかった」と話す一方、教諭は「卒業の記念で撮った。わいせつ目的ではない」と釈明しているという。
県教委は「脅迫など悪質性の認定ができなかったため、(懲戒免職ではなく)減給とした」と説明している。【山越峰一郎】