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英最高裁は19日、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのロンドンの元運転手2人が従業員としての権利を認めるよう求めていた裁判で、元運転手側の主張を認める判決を出した。ウーバー側は個人事業主と訴えていた。こうした単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」の在り方を巡って議論を呼びそうだ。
ウーバーは今後、運転手に対し、最低賃金以上の支払いや有給休暇の付与といった待遇改善を迫られ、経営が圧迫される可能性がある。
元運転手2人は2016年に雇用審判所に訴えを起こし、争いが続いていた。ウーバー側は自身が予約代行を担う技術提供者であるにすぎないと主張。運転手は顧客との間で契約を結んでおり、ウーバーのために働いているのではないとした。
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