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3・11それから

再生へ向け歩み始めた東日本大震災の被災者を記者が継続取材します。各回の続編を随時掲載します。

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3・11それから

震災10年 岩手・田老出身の21歳 今の自分にできることを 「独りぼっち」見守る恩師

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大学3年になった久保田海世さん=仙台市宮城野区で2020年12月、和田大典撮影
大学3年になった久保田海世さん=仙台市宮城野区で2020年12月、和田大典撮影

 激しい横揺れに跳び起きた。13日夜、東北地方を地震が襲う。「津波は……」。震度5強を観測した仙台市で、大学生の久保田海世(かいせい)さん(21)は反射的に、1人暮らしの部屋のテレビをつけた。スマートフォンを手にし、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「そっちは大丈夫?」と連絡を取り合う。自分と同じように故郷の岩手県宮古市田老(たろう)を離れ、各地にいる同級生たちだ。ベッドに戻っても余震が続く。「久々に大きかったな」。10年前を思い出した。

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