コロナで移住の新アイドル 群馬の動植物園にフクロウ

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メガネフクロウの「レオリオ」を観察する親子=群馬県草津町の草津熱帯圏で2021年2月14日、川地隆史撮影 拡大
メガネフクロウの「レオリオ」を観察する親子=群馬県草津町の草津熱帯圏で2021年2月14日、川地隆史撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で昨年10月に閉店した東京・池袋の「いけふくろうカフェ」から、群馬県草津町の動植物園「草津熱帯圏」にフクロウ5羽が引き取られた。そのうち、メガネフクロウの「レオリオ」やナンベイヒナフクロウの「クリスタ」など4羽の公開が10日に始まったが、元々は客に寄り添う「癒やし系」の存在だっただけに、今後は「ふれあいコーナー」も設けるという。

 “移住”の立役者は、いけふくろうカフェでのアルバイト経験がある大野海那(みな)さん(26)。山梨県の動物園を経て同園で働いていた大野さんは、カフェの閉店を知り、今井敏夫園長に「フクロウたちを買い取れないか」と直談判。今井園長も「フクロウの面倒を見られる大野がいるならば」と応じた。

ナンベイヒナフクロウの「クリスタ」=群馬県草津町の草津熱帯圏で2021年2月14日、川地隆史撮影 拡大
ナンベイヒナフクロウの「クリスタ」=群馬県草津町の草津熱帯圏で2021年2月14日、川地隆史撮影

 現在は園の環境に慣れさせるため、ケージ内で飼育しているが、大野さんは「元々人に見られることに慣れており、あまり緊張した様子はない」と語る。

 高崎市の宮嶋旺雅(おうが)さん(9)は「見た目がすごいふわふわだった」と驚いた様子。メガネフクロウのレオリオをひなの頃から見守ってきた大野さんは「最終的には来園客の肩にフクロウを乗せる『肩乗りフクロウ』になってくれたら」と、新たなアイドルの誕生に期待を寄せる。

 営業時間は午前8時半~午後5時。大人1100円、高校生800円、4歳から中学生まで700円。問い合わせは同園(0279・88・3271)。【川地隆史】

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