真っ白な衣まとい 赤い灯台、氷のオブジェに 北海道・北見

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氷が打ち上げられ真っ白になった海岸(手前)と「氷漬け灯台」=北海道北見市常呂町で2021年2月19日、貝塚太一撮影
氷が打ち上げられ真っ白になった海岸(手前)と「氷漬け灯台」=北海道北見市常呂町で2021年2月19日、貝塚太一撮影

 流氷が接岸する北海道北見市の漁港には、冬に「氷漬け灯台」と呼ばれる赤い灯台がある。波しぶきを受けた灯台が次第に凍っていく。天候によってさまざまな形に変化する氷のオブジェが生み出され、流氷の接岸と合わされば、銀世界に立つ氷の柱を見ることができる。

 灯台がある同市常呂町はカーリングが盛んで、1キロ余り離れた所には平昌冬季五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの活動拠点、アドヴィックス常呂カーリングホールがある。

 撮影した19日、流氷は海岸から遠く離れていたが、大小さまざまな形の氷が海岸に打ち上げられ一面真っ白。気温が高く、灯台の海側部分が膨らんで凍り、陸側には赤い灯台が顔をのぞかせていた。

 道オホーツク総合振興局水産課によると、灯台は高さ約3・7メートル、根元の直径が65センチで、常呂河口漁港の標識灯。漁港の入り口を示すため、常呂川がオホーツク海に流れ込む河口に2000年度に設置された。漁協関係者の話では、この時期は氷点下20度前後にまで下がると、完全に灯台が氷に包まれる日があるという。【貝塚太一】

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