セカンドシーズン

開幕時にまさかの監督不在 J1昇格組を取り巻く特殊な事情

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新体制発表会に動画でメッセージを寄せた徳島のポヤトス監督=徳島ヴォルティス公式YouTubeチャンネルより
新体制発表会に動画でメッセージを寄せた徳島のポヤトス監督=徳島ヴォルティス公式YouTubeチャンネルより

 前代未聞の事態に直面している。サッカーJ1に7季ぶりに復帰した徳島は、スペイン人の新監督が不在のまま開幕を迎えようとしているのだ。新型コロナウイルスの感染拡大で、政府が昨年末に外国人の新規入国を制限した影響が、直撃した。5季ぶりにJ1に復帰した福岡も別の悩みを抱える。昇格組は逆風に立ち向かえるのか。

 「難しい状況だが、チームが一つになることを大事にしたい」。徳島が新シーズンに向けて1月16日に開いた記者会見に、ダニエル・ポヤトス監督(42)はパソコンの画面越しに参加していた。コロナ下でのオンライン会見は浸透してきたが、新指揮官は足止めされているバルセロナの自宅にいた。キャンプでは練習映像を入手し、オンラインミーティングなどで戦術の浸透を目指すものの、直接の指導はできていない。現場で先頭に立つ甲本偉嗣(たけし)ヘッドコーチ(41)が当面の公式戦で監督の代行をする見通しだ。リーグによると、2月8日時点で入国できていない外国人選手は23人、スタッフは6人に上る。

 徳島は2014年にJ1で戦ったが、わずか3勝に終わり、最下位でJ2に逆戻りした。15年はJ2で14位、16年は9位。17年に就任したスペイン人のリカルド・ロドリゲス監督(46)の下で着実に力をつけて昨季はJ2で初優勝したが、手腕を高く評価された同監督はJ1浦和の監督として引き抜かれた。

 ポヤトス監…

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