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「あの日」に学び「あした」を守る

東日本大震災から間もなく10年となるのを前に、小中学生の皆さんと一緒に震災と防災について考えます。

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「あの日」に学び「あした」を守る

「あの日」に学び「あした」を守る 算数・数学/下 鈴木正樹・沼津高専准教授に聞く

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数学を使った防災教材づくりを進める沼津高専の鈴木正樹准教授=同校で2021年2月10日午後2時38分、本人提供
数学を使った防災教材づくりを進める沼津高専の鈴木正樹准教授=同校で2021年2月10日午後2時38分、本人提供

現実に役立つ「知の防災」広げたい

 皆(みな)さんは学校で避難訓練を毎年していると思います。でもなぜ地震や津波が起きるのか、仕組みを知らない子は多いかもしれません。答えを導(みちび)く数式に理屈(りくつ)があるように、現象(げんしょう)や行動には理由があって、その根拠(こんきょ)を知ることで正しく行動できる。その時、数学は役に立ちます。

 私が神戸大在学時に阪神大震災(はんしんだいしんさい)がありました。当日は県外にいましたが、地震で壊(こわ)れた街並(まちな)みを見たときの衝撃(しょうげき)は忘れられません。そして福島高専(こうせん)(福島県いわき市)に勤(つと)めていた2011年3月に東日本大震災に遭(あ)いました。

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